施術費用
初診料: 2,000円(初回のみ)
治療費: 6,000円/回 (※short コース20分4,000円)
中学生: 2,000円/回 高校生: 3,000円/回 その他学生: 4,000円/回
小児鍼: 1,000円/回(小学生まで)
美容鍼: 10,000円/回(施術料+2,000円でお試しも承ります)
『使用する鍼について』
当院ではディスポーサブル(使い捨て)の鍼を使用しています。
※定期的な治療をご希望の方には専用の銀鍼を「鍼キープ」しています。
詳しくは、お問合せください。
※short コースは、今までの施術を20分枠に凝縮させたコースです。
施術開始までにご用命ください。
施術メニュー
[整体]ボキボキしない骨格調整
大事なのは「カラダが機能するように」骨格の建て付けを直すこと
だから軽く触れたり揺すったり引っ張ったり。弛めずに、締めながら整えるので妊婦さんにも安心です。そして、いくら身体をシンメトリー(左右対称)に整えても、カラダの能力(パフォーマンス)が上がらないのであれば意味がありません。
当院の施術の最初は整体。立位のまま行われます。後ろから押してみるとしっかり立てずグラグラしていたのに、1〜2分後には押してもびくともしなくなります。立位のまま頸椎も整えるので、軽い寝違えくらいなら、この時点で自転車に乗れる程度にはなって、お子さんをお迎えに行けるようになります。
「Well Tempered」(最適な調律)整体は調律のイメージです。弦は張り過ぎても弛み過ぎても正しい音が出ません。筋肉の捻れを取り、痛みを減らすこと。呼吸をしやすくすること。肩を上げ下げせず、深い呼吸ができるようになると、疲れが早く抜けるようになります。自己治癒力が発揮できるようになります。多くの方がこれらを数分で実感できます。
カラダへの最適な調律は、
「使い易い身体、機能するカラダへと導いてくこと」です。
[鍼(はり)]五臓六腑の調和をはかる
脉状診(手首の動脈を診ます)により、五臓六腑の不調和を探り、正氣が足りなければ補い、邪氣が多ければ抜くという作業を、独特のツボを使って鍼で行い調えます。
「鍼は痛そう」というイメージが先行しがちですが、それ以上のメリットが期待できるので数千年続いてきたと考えられるでしょう。
わたしの鍼は東洋医学での病の根幹、五臓六腑の調和をはかるもので、経絡治療と言います。深いところで5㎜、手の肺経では1㎜ほど刺入します。全身の氣の滞りが取れ、施術中から「ポーッ」と身体が温かくなってきます。鍼で陰陽バランスが整い調和された五臓六腑からは、発していた病の枝葉である痛みなど不具合がなくなっていきます。
女性特有のお悩みに、鍼は相性がいいです。
鍼って痛いの?
「鍼は痛いかも?」そう不安に感じる方は多いかもしれません。しかし実際に鍼を皮膚に打ってみると、ほとんど痛みは感じないという人が多いのです。とはいえ、まったく痛みがないかというとそうではありません。
皮膚の1平方センチメートル当り200個あるといわれている痛点。鍼がいかに細いとはいえ(直径0.18㎜)、全てをよけるのはやはり困難(涙)。「ほとんど痛くないけどたまに痛い」くらいです。
打つときは鍼の筒(鍼管)を使い、トントンと入れていきます。このやり方は江戸時代に湿度の多い日本だからこそ発明され、痛みを少なくできる技術なのです。
体に馴染む鍼を使用
一般的にステンレス製のディスポーザブル(使い捨て)が主流なのですが、ご希望により当院の施術鍼はより体に馴染む銀鍼を使用しています。ですがそれぞれの患者さん専用に数十本ずつキープしまので、感染の心配などはありません。
小児鍼
鍼といっても子供の鍼は「刺しません」。小児鍼という子供用の鍼(金属製の治療器)が開発されており、ヘラ状のモノやローラーで皮膚を刺激するような感じです。昔からカンの虫(激しい夜泣き)には著効があると言われています。あとは大人と同じようにどこの臓腑が弱っているかの「証」を立て、経絡に沿って擦ったりトントンしたりします。
子供へのお灸も捨てがたいです。ものもらい(麦粒腫)や下痢・便秘、乗り物酔い予防、チック、おたふくの灸が有名です。
皮内鍼・円皮鍼(置き鍼)アフターケア
ツボに短い鍼をテープで止めて、1週間ほどそのまま貼っておきます。コリなどが強い時に使います。
美容鍼
当院では全身への施術こそが美肌への近道との考えから、美容だけの施術は行っておりません。
顔面神経麻痺への施術をしていると、動かなかった表情筋が動いてくるのと同時に、肌にハリが出て、皺が薄くなり、ニキビ痕が目立たなくなり…と美容的に優れていることを発見しました。顔面神経麻痺が良くなっても続ける方が続出したのです。
顔面神経麻痺で使うツボと、美肌・シワ取り・引き締めのツボは、ほとんど一緒なのです。
シワ……◯(目立たなく、薄く)
美肌……◯(ワントーン明るく)
リフトアップ・引き締め……◯
シミ……×(薄くなるまで時間が1~1年半ほどかかるので皮膚科へ行かれることをオススメします。)
[お灸]局所療法で不調を緩和させる
具体的に感じておられる痛みなどの症状に、お灸で対処することがあります。
有名な「逆子直しの灸」や「安産灸」も上記の整体や鍼治療の後に行うことで効果は倍増します。
熱いか熱くないか―やはり熱いです。でも爽快!私の灸は、それぞれの症状に対応して行います(鍼での全体療法に対して、灸は局所療法)。よく一般の方から「頭が痛いんだけど、どこのツボを押したら良い?」的な事を聞かれたりするのですが、まさにそれをお灸でしているのです。ただ先人達はあまりに多くの「特効穴」を残してくれていて、全てをやることは不可能ですし、その人には必要ない場合もたくさんあります。更に、その人の、その時の状態でのみ有効なツボもあります。どうやってそれを探すか? 体に聞くしかありません。
お灸は米粒の半分程に千切ったモグサ(ヨモギでできている)に線香で火をつけます。よく薬局で売っている「○年灸」もなかなか効果があるので、ナメてはいけません。お灸を「どこにすえるか」が問題にされがちですが、だいたいでもいいので「すえるかどうか」の方が大きいと思います。
産前・産後
千殊むすび鍼灸院が最も得意としていて、来院数も一番多い分野です。
悪阻(つわり)、腰痛、肩こり、骨盤の歪み、浮腫(むくみ)、冷え、ほてり、骨盤底筋・おしっこの不安…… 産前産後のトラブルは、本人にとってとても辛くても、病気とも捉えられず「マイナートラブル」と呼ばれます。「つらいのに、どこに行っていいかもわからない」、そういった声に応えたくて、25年前、整体師から鍼灸師になりました。
逆子(さかご)
鍼灸が産科領域で最も頼られているのが逆子直しでしょう。来院者の約9割の方が当日か数回の施術で直ったと報告があります。
足の小指にある至陰というツボが特効穴として有名ですが、そこへのお灸がより通るようにと、氣血と骨格を調えてから行うことがポイントです。ご自宅でもお灸はしていただきます。
ちなみに逆子は原因不明。冷えや愛情不足とは無関係と考えます。いきいきのびのびと妊娠生活の最後を楽しんで欲しいです。
安産
「施術を受けていたら、お産がとっても軽く済みました」「産後のことを教えてもらっていたのでスムーズに赤ちゃんとの暮らしに馴染めました」というママからの報告がたくさん寄せられています。
安産のツボは三陰交。出血が少なくなるとの研究が報告されています。だから産後の回復が早い。
骨盤は妊娠中(妊娠前)から整えておくと戻しやすいです。
悪阻(つわり)、腰痛、ムクミなど妊娠さん独特のお悩みに対応します。
安産のための運動や体操・ストレッチ、三陰交への自宅でのお灸のすえ方、産後の生活のお話などもしながら進めていきます。
授乳
生後3ヶ月ぐらいまでは、1日平均で10~14回、多ければ20回にもなるという授乳。その後、回数は減っていきますが、あかちゃんはどんどん大きく重くなり、ママの肩や背中が悲鳴を上げます。手首に腱鞘炎が出ることも。
でも、授乳の時ぐらいしか、スマホを見る時間なんてないんですよね。
授乳姿勢って、実はたくさんのバリエーションがあるんです。
同じ姿勢を長くするから痛くなるので、いくつものスマホを見ながらでも楽な授乳姿勢をお伝えして、育児を楽しむお手伝いをしています。
産後骨盤矯正
産後すぐからできますが、「産後21日」ぐらいして床上げしてからで大丈夫で、いつでも遅すぎるということはありません。
わたしの矯正は、実際に分娩中の骨盤の変位を見て開発したシンプルでオリジナルな構成です。
平時の骨盤の専門家はたくさんいますが、分娩中の産婦の骨盤をじっくり観察した人はあまり多くはいないでしょう(産科医も助産師も、ましてや産婦さんも、それどころではないのです)。
我が家の4人の子は自宅出産。そしていくつもの助産院との長いお付き合いの中で観察が可能だったのです。
陣痛の最中、骨盤だけでなく、手足の細やかな変化まで観察できたお蔭で、有効な施術や反応点、ツボを発見できました。
出産直後の骨盤は交通事故?と思う程に歪んでいますが、本当に軽い、的確なアプローチですぐに整います。
でもまだとても弛いので、時間を置きながら何度か締めていきたいです。
~矯正は骨盤底筋を傷付けないよう細心の注意を払って行われます~
ベビ待ちさん
当院ではエビデンスに従い、妊娠治療中の方と妊婦さんには、無理に温めることをしません。
精子が熱に弱いことは有名になりましたが、実は卵子も胎児も熱に弱いのです。
以前は当院も積極的に子宝鍼灸を行ってきていて、たくさんの喜びのご報告をいただいてきました。
リプロダクションヘルスの世界は文字通り日進月歩で、10年前20年前とは全く違うのです。
最近はクリニックでの妊娠治療の成功のために、体調を万全にして挑めるよう後押しに徹しています。
どうしても科学に頼らない自然な妊娠をお望みの方はご相談ください。古来からの「子孕みの灸」を施術します。
産前産後の相談
主に妻(助産師)に譲りますが、骨盤ベルトの正しい巻き方(推奨はしていません)、楽な抱っこの仕方、抱っこ紐の使い方、つまようじ小児鍼の使い方(プレゼントします)、ベビーオイルマッサージ指導、授乳姿勢、おしっこのトラブル、骨盤底筋トレーニングなど、身体に関することはご相談ください。
その他
吸い玉 カッピング
世界中で行われ、千年以上の歴史のある療術です。強制的に血流を良くします。オリンピック選手を初め世界的に熱心なファンが多くいます。
跡がつき、1週間ほどかけて消えていくことをご承知おきください。
オイルマッサージ 『コリ』の解消
いわゆる「コリ」が長引きすぎて、筋膜・筋繊維に老廃物が多そうな時、筋緊張により骨格が歪んでいるような時、精神的緊張(ストレス)により自律神経の不調和を起こしている時などに行います。
オイルは歴史的に使われてきた植物性のものをブレンドし、手技はスウェーディッシュマッサージを採用しています。
お灸・オイル 自己治療・宿題
宿題として家庭での自己治療法を伝授して、自宅でお灸やマッサージをしていただくことがあります。
赤ちゃんのマッサージ指導
ご希望の場合に随時行っております
出張治療
患者さんの症状や状態により、出張による施術も承っています。
一度の出張で数人の施術を行うこともできます。
出産直後などで来院が難しい時などにご利用ください。